DVD★DaDaDa
2006-12-16T09:50:49+09:00
coyabu
年間100本を目標にDVDの感想を書いています。
Excite Blog
ミリオンダラー・ベイビー
http://coyabu.exblog.jp/4086118/
2006-07-02T00:55:00+09:00
2006-07-17T10:30:44+09:00
2006-07-02T00:55:03+09:00
coyabu
映画(ま行)
MILLION DOLLAR BABY
(2004年 / アメリカ )
監督:クリント・イーストウッド
評価:★★★★☆
ストーリー:
老いてはいるが優秀なトレーナーであるフランキー(クリント・イーストウッド )のもとに、ある日、31歳になる女性マギー(ヒラリー・スワンク)が弟子入りを志願する。ウェイトレスで生計を立て、不遇な人生を送っていたマギーは、ボクシングに人生のすべてをかけていた。しかし、頑固なフランキーは、「女性のボクサーは取らない」とトレーナを断り続ける。フランキーの経営するジムで一人練習にはげむマギーに対し、フランキーの唯一理解者であるスクラップ(モーガン・フリーマン )がマギーを助けはじめる。やがて、マギーの執念がフランキーの心を動かし、2人はついに世界チャンピオンに挑戦するまでに登りつめる。
感想:
娘に宛先不明の手紙を出し続けるフランキーと家族の愛情に飢え不遇の人生を送っていたマギー。2人の出会いは、父と娘以上の深い絆を、ボクシングを通して紡ぎだいしていく。ボクシング以外の人生は考えられない2人の出会いと別れ、2人の物語は人生そのものを画面に映し出していく。
フランキーの深い苦悩を演じるクリント・イーストウッド、語り部でありフランキーの唯一の理解者であるスクラップを重たく淡々と演じるモーガン・フリーマン、そして、不幸の影を背負いながら、強靭な精神心と肉体をもつボクサーを何の違和感もなく演じるヒラリー・スワンク。この3人の演技がすばらしい。
ボクシングを通し、これだけ複雑でかつ人生の意味を問いかけてくる物語を作り出したクリント・イーストウッドに賛辞を送りたい。
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
http://coyabu.exblog.jp/3996823/
2006-06-07T00:13:00+09:00
2006-12-16T09:50:49+09:00
2006-06-07T00:13:48+09:00
coyabu
映画(さ行)
STAR WARS EPISODE III:REVENGE OF THE SITH
(2005年 / アメリカ )
監督:ジョージ・ルーカス
評価:★★★★★
ストーリーは省略。
感想:
私が小学生のとき初めて自分の意思で映画館に入った記念すべき映画が、スターウォーズの1作目であるエピソードⅣでした。当時、TV等でもその特撮技術が大々的に取り上げられ、一大イベントという感じでした。ちょうど現在公開されている「ダビンチ・コード」以上の盛り上がりだったと記憶しています。実際には特撮(SFX)の技術よりも、物語性と世界観に圧倒された感があります。それから27年、ようやく最終章ということで、中身というよりも経てきた歳月の重さが体に染み渡る感じがします。
先に、物語の後半であるエピソードⅣからⅥがつくられているため、最後にどうなるかはほとんどの人は知っているという状態で、ルーカスの真意がわからないまま、期待と懐疑を持ちならが映画に望みました。しかし、実際に見ると、ずっと消化不良だった後半の作品の意図(糸)がほつれてくるくる感覚から、他の映画と比較しようのないシリーズ全体の重みが伝わってきます。特に後半の、シーンのひとつひとつが過去のシリーズとの対比で畳み込むように描かれているのは圧巻です。ぜひ、このシリーズは製作順に順番に見ていただきたいと思います。
映画においてもメタファーは重要で、この作品の場合は、他のシリーズの様々なシーンをメタファーとして活用しています。そして、あまりに短絡的と思わずにはいられなかった、エピソードⅥの唐突な終わり方の中には、各キャラクターの中に秘められた思いがあったことを作品の中で示しています。悲劇としての締めくくりと、それとは不釣合いなエピソードⅣへと続く美しいエンディングは27年の時を一気に巻き戻します。このダイナミックな展開、そして、お馴染みのエンディングへという一連の流れは、ルーカスの仕掛けた魔法ではなかったのかと思えてきます。
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4月頃復帰できるか
http://coyabu.exblog.jp/3647797/
2006-03-12T23:10:21+09:00
2006-03-12T23:10:21+09:00
2006-03-12T23:10:21+09:00
coyabu
日記
ネバーランド
http://coyabu.exblog.jp/3348682/
2006-01-09T01:29:03+09:00
2006-01-29T23:13:08+09:00
2006-01-09T01:29:03+09:00
coyabu
映画(な行)
FINDING NEVERLAND
(2004年/イギリス/アメリカ)
監督:マーク・フォースター
評価:★★★★☆
ストーリー:
劇作家ジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)は新作が不評で気落ちしていた。いつものように公園で散歩にしていたジェームズは若い未亡人のシルヴィア(ケイト・ウィンスレット)とその4人の幼い息子たちに出会う。少年たちと打ち解けたくジェームズは、少年らしさを拒む三男のピーターを気に掛けるようになる。やがて、ジェームズとシルヴィア親子との交友が深まる一方、ジェームズの妻メアリーとの仲は悪化し、悪い噂も立ちはじめる。そんな中、ピーターに自分の少年時代を重ねて見るジェームズは、その思いを胸に、新作劇「ピーターパン」を作り出す。
感想:
ストーリーとしては若干不自然な展開もありますが、演技派のジョニー・デップと美しく貫禄もでてきたケイト・ウィンスレット、そして、子供たちの演技がとても新鮮です。劇作家ジェームズの創造力が映画の映像へと切り替わっていくシーンがとても自然で素直にわくわくしながら見てしまいました。
劇中劇となる「ピーターパン」が、ジェームズ・バリの思いをそのまま投影しているとこが面白く、とても印象的です。想像の源である「ネバーランド」の表現は実に美しく神秘的で、実際に心の中を映しているようなそんな印象を持ちました。]]>
Ray/レイ
http://coyabu.exblog.jp/3348514/
2006-01-09T00:58:39+09:00
2006-01-09T00:58:39+09:00
2006-01-09T00:58:39+09:00
coyabu
映画(ら・わ行)
RAY
(2004年/アメリカ)
監督:テイラー・ハックフォード
評価:★★★☆☆
ストーリー:
黒人であり盲目の天才音楽家レイ・チャールズの一生を綴ったお話です。
感想:
なんといっても、ジェイミー・フォックスの演技が光ります。レイ・チャールズが乗り移ったような演技は秀逸です。
レイ・チャールズの音楽自体がすばらしいので、彼の音楽が映画をグイグイと引っ張っていきます。弟を目の前で失ったトラウマ、盲目のレイを支えた母、派手な女性関係、麻薬、そして人種差別との戦い、彼の持つ光と影が音楽が持つ背景と共にテンポ良く流れていく様が、心地よく心と体に響きます。]]>
ツィゴイネルワイゼン
http://coyabu.exblog.jp/3348361/
2006-01-09T00:37:37+09:00
2006-01-09T00:39:07+09:00
2006-01-09T00:37:37+09:00
coyabu
映画(た行)
ツィゴイネルワイゼン
(1980年/日本)
監督:鈴木清順
評価:★★★★★
ストーリー:
放浪癖のある中砂は殺人犯として旅先で警察につかまるが、元同僚の大学教授である青地に助けられる。そこで2人は、芸者・小稲に出会う。一年後、青地は結婚した中砂の家を訪ねるが、結婚相手の園が小稲に瓜二つであることに驚く。しばらくして、園は娘を残して他界するが、代わりに芸者であった小稲を妻とする。
感想:
錯綜する男と女のが紡ぎだす様々な物語が洪水のように流れ出す。大学教授である青地が見た世界が現実なのか幻なのかは誰にもわからない。ところどころに花火のように出てくる、鮮烈なイメージがストーリーの希薄なこの物語に起伏を与える。
登場人物の一人一人が強烈なメッセージを放ちながら話が進み、青地は各人の持つイメージに翻弄される。放浪を重ねる中砂、奇妙な三角関係を保つ盲目の芸人達、どこかエロティックな匂いを漂わす妻と死の淵を彷徨う義妹。そして、不可思議な行動をとる小稲。
そして、錯綜するイメージは映像だけはなく音楽にも及ぶ。タイトルにもなったツィゴイネルワイゼン、旅芸人の歌、小稲の三味線、波の音。錯綜する音と映像により、観客はさらなる迷宮へと誘われる。
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ハードディスクが飛んでしまいました
http://coyabu.exblog.jp/3231474/
2005-12-15T20:19:46+09:00
2005-12-15T20:19:46+09:00
2005-12-15T20:19:46+09:00
coyabu
日記
この週末は、何故か、デジタル・ビデオ・カメラも壊れ、デロンギのオーブンも壊れてしまいました。呪われた週末となりました。]]>
ターミナル
http://coyabu.exblog.jp/3074035/
2005-11-16T00:40:48+09:00
2005-11-16T00:42:59+09:00
2005-11-16T00:37:43+09:00
coyabu
映画(た行)
The Terminal
(2004年/アメリカ)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
評価:★★★☆☆
ストーリー:
ニューヨークJFK国際空港。ビクター(トム・ハンクス)は、東ヨーロッパのクラコウジアという小国からやって来た。しかし、彼の国でクーデターが発生し、国家が消滅してしまう。パスポートが無効となった彼は、アメリカへの入国を拒否され帰国することもできない。英語も分からずお金もないビクターは、飛行場のターミナルの中で暮らすこととなる。
感想:
リアリティーのないストーリー展開に初めはちょっと引いてしまったが、トム・ハンクスの自然な演技とビクターの一人の人間としての姿勢に少しずつ物語りに引き込まれていった。大人な向きのおとぎ話。甘い話が好きなスピルバーグ監督にはちょうど良い題材かもしれない。ターミナルという限られて空間の中でいくつもの話を展開し飽きさせないところはとてもよくできている。
アメリカという国は、英語がしゃべれないとなにもできないという側面があり、共感できるシーンも多い。しかし、大人のおとぎ話にしては、話があまりにも暖か過ぎると思うのは、私のひねた性格から来るものなのでしょうか?
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ソウ(SAW)
http://coyabu.exblog.jp/3069671/
2005-11-15T09:46:30+09:00
2005-11-15T09:43:16+09:00
2005-11-15T09:42:58+09:00
coyabu
映画(さ行)
SAW
(2004年/アメリカ)
監督:ジェームズ・ワン
評価:★★★☆☆
ストーリー:
薄汚れたバスルームで目を覚ましたゴードンとアダム。彼らはそれぞれ足首を鎖で繋がれた状態で部屋に閉じ込められていた。2人の間には拳銃で頭を撃ち抜いた自殺死体が横たわっていた。犯人から与えられたヒントから、少しずつ情報を得ていく2人であったが、犯人からの脅迫に精神的に追い詰められ、ついには錯乱状態に陥る。犯人はこれまでも自分の手を汚さず、人々を自殺に追い込む猟奇的殺人犯であった。
感想:
スピーディーで意外性のあるストーリー展開、犯人からの複雑な謎解き、同時進行する犯人像と2人の登場人物の関係。新しい感覚のサスペンス・スリラーとして、とても面白い作品でした。スプラッタやホラーの苦手な人にはかなりきついと思いますが、刺激的な映像が氾濫する現在、これくらいやらないと刺激的とはいえない人も多いのかもしれません。最後のドンデン返しは、この手の映画に慣れている人にはお約束的ですが、映像的にも、音楽的にも、ストーリーも刺激的かつ入念にデザインされており驚きの連続でした。
非常に面白い反面、犯人の人物像や目的については、今ひとつリアリティーに欠けるような気もします。現在公開中のSAW2でそのあたりもはっきりしてくるのかもしれません。]]>
es[エス]
http://coyabu.exblog.jp/3064201/
2005-11-14T13:05:23+09:00
2005-11-15T09:07:10+09:00
2005-11-14T13:03:16+09:00
coyabu
映画(あ行)
DAS EXPERIMENT/THE EXPERIMENT
(2001年/ドイツ)
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
評価:★★☆☆☆
ストーリー:
スタンフォード大学心理学部ではある心理実験のため、被験者となる男性を公募した。約20名被験者は「看守役」と「囚人役」に分けられ、模擬刑務所に収容された。初めは誰もが皆、簡単なアルバイト考えていた。実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いは次第にエスカレートし、「囚人役」もそれに強く対抗する。やがて、実験はその枠を越え、制御不能の状態に陥っていく。
感想:
実際にあった心理事件を描いているというところが、この映画の怖いところ。人間の持つ役割とその目的との調和というものが極めて難しいということを語っているように思える。しかし、自分の持つ役割というものに固執するあまり、それが導く結果を認識できない状態に陥るということは日常生活でよくあることである。
人間が本来持っている残酷さや支配欲をまざまざと見せられ、テンポもよく、展開が読めないので十分楽しめたものの、この映画が何を言いたかったのか私によくわからなかった。結局この心理実験は何のために、どいういう理由で行われたのか?目的を見失ったのは、被験者なのではなく、実験を実施する側だったのかもしれない。
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エレファント
http://coyabu.exblog.jp/3058641/
2005-11-13T15:05:44+09:00
2005-11-13T15:21:56+09:00
2005-11-13T15:02:37+09:00
coyabu
映画(あ行)
ELEPHANT
(2003年/アメリカ)
監督:ガス・ヴァン・サント
評価:★★★★★
ストーリー:
オレゴン州ポートランド郊外のワット高校、いつもの一日が始まる。ジョンは、酔いどれの父と車の運転を交代して学校に到着。写真好きのイーライはポートレートを制作。アメフト部員ネイサンはガールフレンドと一緒にいた。仲良しの女子3人組はダイエットや買い物などの話で盛り上がり。いつもと違うのは、いじめられっ子のアレックスとエリックが、ネットで入手した銃器を手にしていたことだけだった。(コロンバイン高校での銃撃事件をテーマにした作品です。)
感想:
丹念に人間を撮っていくことで、銃撃事件というものを考えさせるという手法にとても驚き、そして動揺した。現実は一つであっても、人間はそれぞれ別々現実(イメージ)を内面にもっているというあたりまえの事実を、この作品の映像が心に深く刻み込む。人間が個々に持つイメージのみが現実であるという人間の姿が展開され、それこそが銃撃事件の根幹であることを雄弁に語りかけてくる。
個人個人の視点から、普遍的な事実を捕らえるという手法からは、銃撃事件だけでなく、他の社会的問題までも問い掛けているような気がします。原爆で亡くなった人々や、イランで亡くなった人々にも同じように、人間一人一人の生活があったということ。そして、われわれは、自分が感じる以上のことは感じることができないというあたりまえの現実を。
蛇足ですが、生徒の表情がとてもリアルだと思っていましたが、この映画の登場人物はほとんどが素人の高校生で、しかも、ほとんどの台詞がアドリブのようです。しかも、ストーリーにはまったく違和感がないというのに驚いてしまいました。純粋にすごい作品だと感じました。
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海を飛ぶ夢
http://coyabu.exblog.jp/3058458/
2005-11-13T14:01:30+09:00
2005-11-13T15:18:01+09:00
2005-11-13T13:58:26+09:00
coyabu
映画(あ行)
MAR ADENTRO/THE SEA INSIDE
(2004年/スペイン)
監督:アレハンドロ・アメナバール
評価:★★★★☆
ストーリー:
スペイン、ラ・コルーニャの海で育ったラモンは25歳の時、海へダイブした際に頭部を強打し、首から下が完全に麻痺してしまう。事故から20数年が経ち、家族に支えられてきたきたラモンは、尊厳死を強く望むようになる。裁判所でも尊厳死は認められない中、彼と心を通わせ考えに賛同する仲間も少しずつ増えていく。彼を愛し、支援した弁護士フリアと共に詩集を出版した彼は、最後の決断を下す。
感想:
多くの才能をもつアメナバール監督の才能が凝縮された感じがします。尊厳死という思いテーマを、映像と音楽の表現により清涼感さえ感じさせる仕上がりにしているのに驚きます。そして、死という物から、生を描き出す手法の中にスペインの風土が感じられます。
ラモンは多くの人に愛され、そして多くの人を愛してします。愛され愛することと、人間として生きるということが別の次元で展開しているということがこの作品の特異な部分です。彼は頭脳明晰で、詩まで創造し、頭の中では自由に体を動かせます。人間の創造性というものについても、生きる自由とは別なのだというところが興味深いとこであり、深く考えさせられます。
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Mr.インクレディブル
http://coyabu.exblog.jp/3058383/
2005-11-13T13:33:32+09:00
2005-11-13T13:55:41+09:00
2005-11-13T13:30:32+09:00
coyabu
映画(ま行)
THE INCREDIBLES
(2004年/アメリカ)
監督:ブラッド・バード
評価:★★★★☆
ストーリー:
かつては全世界で活躍していたスーパー・ヒーローたちだったが、彼らの活動が社会的に問題視され、政府から活動を禁じられるようになった。いまでは一般市民として暮らしている、Mr.インクレディブルもそんな元スーパー・ヒーロー。彼の妻は、元スーパー・ヒロインのエラスティック・ガール。そして、3人の子供もスーパー・パワーの持ち主。一般社会に適応できない彼らは、スーパー・パワーを隠すため苦渋の生活を余儀なくされていた。そんな中、Mr.インクレディブルに極秘任務の依頼が舞い込む。しかし、その任務には、ある陰謀が隠されていた。
感想:
スピード感のある音楽と展開、かっこいいアクション、面白いストリーと娯楽作品としては文句無く面白い。ちょっと、レトロな感じのファッション、デザインが小粋にきまっている。そんな中にも、夫として、妻として、子供たちとしてのそれぞれの悩みが現代風で大人も十分に楽しめる作品となっている。無論、我が家の子供たちにも大人気です。
ピクサー社のCG技術も今まで以上に高いレベルです。3D-CGのアニメーション作品はあまり好きではないのでですが、このような単純な劇画調のアクション作品なら、3D-CGの違和感が逆に良い味を出して、安心して見られるのが良いところです。]]>
ブラックホーク・ダウン
http://coyabu.exblog.jp/3058255/
2005-11-13T12:53:48+09:00
2005-11-13T13:25:21+09:00
2005-11-13T12:49:21+09:00
coyabu
映画(は行)
BLACK HAWK DOWN
(2001年/アメリカ)
監督:リドリー・スコット
評価:★★★★☆
ストーリー:
1993年、米国はソマリアの内戦を鎮圧するため兵士を派遣した。なかなか収束しない内戦を収拾するためクリントン政権はアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行する。作戦は1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の襲撃にヘリコプター「ブラックホーク」が墜落(ダウン)する。墜落地点に集まった数十人のアメリカ兵士は数千人の敵に囲まれ、民兵の襲撃に一人一人倒れていく。
感想:
卓越した映像表現が魅力のリドリー・スコットが、戦争を実にリアルに描いている。この作品には、英雄はいない。ただ戦争のために命を落としていく人々を淡々と写している。苦痛を延々と描いているだけではなく、悲惨だが美しく変化のある画面に収め、巧みな効果音と音楽であくまでも商業的映画作品としてまとめている監督の手腕を誉めたい。
一人一人倒れていく兵士を丁寧に描き、次々と殺されている民兵と共に、戦争に巻き込まれていく女や子供たちまでも巧みに表現している。戦争を真正面から捕らえた骨太の作品は見るものにはとても痛い。現在、私は米国に出張中だが、イランへの侵攻を支持するリボンをあちらこちらで見かける。戦争を支持する人々は、この映画をみてどのように思うのだろうか?
悲惨な惨劇を経験してもなお再び戦場に向かう一人の兵士と、墜落したヘリコプターで遊ぶソマリアの子供たちの姿が脳裏に焼きつく。
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バイオハザード II アポカリプス
http://coyabu.exblog.jp/2947482/
2005-10-31T23:55:00+09:00
2005-11-02T01:07:59+09:00
2005-10-24T23:19:01+09:00
coyabu
映画(は行)
RESIDENT EVIL: APOCALYPSE
(2004年/カナダ/イギリス)
監督:アレクサンダー・ウィット
評価:★★★☆☆
ストーリー:
巨大企業アンブレラ社の地下研究所「ハイブ」から逃げ出したアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、病院で目を覚ました。アリスは、ラクーンシティ全体が「バイブ」から放出された「T-ウィルス」に蔓延していることを知る。アンブレラ社はウィルス流出を隠すため、ラクーンシティー全体を消滅しようとする。アリスは特殊部隊の女性隊員ジルらと一緒に脱出を試みる。
感想:
ミラ嬢がかっこいいというだけのアクション映画となりましたが、007のノリでシリーズ物としてはかなりおもしろいと思います。ゾンビもあまり怖くないし、アリスも「T-ウィルス」に感染したために超人的な能力を持っているためリアルな感じはなくなりましたが、劇画チックな構成に元スーパーモデルのミラ嬢の美しいプロポーションが光ります。ミラ嬢の美貌が続くかぎりこの役を続けてもらいたいものです。
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