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★★★★☆良い映画です
★★★☆☆見る価値有り
★★☆☆☆趣味が合えば
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ダンサー・イン・ザ・ダーク

ビョークの魅力でひきつけます。

DANCER IN THE DARK
(2000年/デンマーク)
監督:ラース・フォン・トリアー
評価:★★★★☆




ストーリー:
舞台はアメリカ。セルマ(ビョーク)は息子のジーンを育てながら工場で働いている。彼女は病気のため視力が失われつつあり、ジーンも同じ病気を持っていた。セルマの唯一の救いはミュージカル、リズムが彼女を空想の世界へといざない、楽しい歌を口ずさむ。ある日彼女は工場をやめさせられ、その上、隣人に息子の手術のために貯めていたお金を盗まれそうになる。お金を守ろうとして、隣人を殺してしまった彼女は、刑務所に入れられる。

感想:
ラース・フォン・トリアー監督の作品は強烈で、思いっきり落ち込めます。この徹底ぶりはきわめて刺激的です。ビョークの歌う「My Favorite Things」は私の大好きな歌の一つですが、「サウンド・オブ・ミュージック」とは対照的で、こんなに悲しい歌は無いのではないかと思えてきます。
この映画は「ドッグヴィル」と同様、痛烈なアメリカ批判だと思います。寓話的なお話で、ステレオ・タイプ的な、アングロサクソン系の隣人に金を盗まれ、不幸のどん底へというのも極端ですが、そもそも、アイスランド人のビョークとフランス人のカトリーヌ・ドヌーブが働くアメリカの職場というのも無国籍な感じです。

ハンディーカメラを多用した映像や、セルマが単調なリズムから突然歌いだす、ミュージカルの手法が独特の世界を作り出しています。

私としては「ドッグヴィル」よりはこちらの方が見ごたえがありました。ビョークの魂の歌声やカトリーヌ・ドヌーブの大女優だけが持つオーラによって、絶望の中にも何か救いのようなものを感じます。ビョークは歌手として魅力的ですが、女優としても独特の個性が光ます。彼女は「もう映画には出ない」といっているそうなのでとても残念です。近所のTUTAYAにビョークが出演している「ネズの木」があったので思わず借りました。こちらもお勧めです。
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by coyabu | 2005-02-04 21:54 | 映画(た行)
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