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年間100本を目標にDVDの感想を書いています。
by coyabu
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ミリオンダラー・ベイビー


MILLION DOLLAR BABY
(2004年 / アメリカ )
監督:クリント・イーストウッド
評価:★★★★☆




ストーリー:
老いてはいるが優秀なトレーナーであるフランキー(クリント・イーストウッド )のもとに、ある日、31歳になる女性マギー(ヒラリー・スワンク)が弟子入りを志願する。ウェイトレスで生計を立て、不遇な人生を送っていたマギーは、ボクシングに人生のすべてをかけていた。しかし、頑固なフランキーは、「女性のボクサーは取らない」とトレーナを断り続ける。フランキーの経営するジムで一人練習にはげむマギーに対し、フランキーの唯一理解者であるスクラップ(モーガン・フリーマン )がマギーを助けはじめる。やがて、マギーの執念がフランキーの心を動かし、2人はついに世界チャンピオンに挑戦するまでに登りつめる。

感想:
娘に宛先不明の手紙を出し続けるフランキーと家族の愛情に飢え不遇の人生を送っていたマギー。2人の出会いは、父と娘以上の深い絆を、ボクシングを通して紡ぎだいしていく。ボクシング以外の人生は考えられない2人の出会いと別れ、2人の物語は人生そのものを画面に映し出していく。
フランキーの深い苦悩を演じるクリント・イーストウッド、語り部でありフランキーの唯一の理解者であるスクラップを重たく淡々と演じるモーガン・フリーマン、そして、不幸の影を背負いながら、強靭な精神心と肉体をもつボクサーを何の違和感もなく演じるヒラリー・スワンク。この3人の演技がすばらしい。
ボクシングを通し、これだけ複雑でかつ人生の意味を問いかけてくる物語を作り出したクリント・イーストウッドに賛辞を送りたい。
by coyabu | 2006-07-02 00:55 | 映画(ま行)
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