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★★★★★必ず見るべし
★★★★☆良い映画です
★★★☆☆見る価値有り
★★☆☆☆趣味が合えば
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ロスト チルドレン

刺激満載のおとぎ話

LA CITE DES ENFANTS PERDUS
(1995年/フランス)
監督:ジャン=ピエール・ジュネ マルク・キャロ
評価:★★★☆☆




ストーリー:
夢を見ることができないクローン人間が一つ目族と呼ばれる半盲人の集団を組織していた。一つ目族は子供の夢を見るために、子供たちを誘拐していた。知恵遅れの心やさしい怪力男ワン(ロン・パールマ)は、弟を誘拐され、弟を探し始める。ちょっとしたはずみで、ワンは孤児を集めた窃盗団に重い金庫の運搬役として雇われることになる。窃盗団のリーダー格の少女ミエット(ジュディット・ビッテ)とワンは、窃盗団を抜け出し、一つ目族からワンの弟を助け出そうとする。

感想:
ジュネ監督の趣味を強く反映し、近未来を舞台としながら、絵画的でゴシック調のデザインで構成されている。登場人物が実に個性的で、フェリーニの「道」を思い起こさせる見世物で怪力を披露してるワンと、9歳なのに妙に色っぽいミエット、窃盗団を指揮する双生児の姉妹、一つ目一族の面々、ディープな人物象にとまどいさえ覚える。

悪夢から始まるこの映画は、おどろおどろしい場面が多く、JPゴルチェの衣装が映える。そして、ギミックな小物たちに加え、殺人兵器として「蚤」まで登場する。ノスタルジックな機械仕掛けの動きの中に、実に人間的な登場人物が暗い画面の中に浮き立つ。

悪夢をずっとみているようなこのおとぎ話は、残酷な童話のように心に残る。
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by coyabu | 2005-05-05 17:51 | 映画(ら・わ行)
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